ビールと水・・・

暑くなってビールの消費量が増えるこの時期
ナギサビールでは、南紀白浜の観光需要も重なり
仕込みや樽・ビン詰めなど年間をとおして一番
忙しい時期となる。
少しでも美味しいナギサビールを目指して・・・。
10年間日々試行錯誤。
すこし勇気はいりましたが
今年は春先より醸造水を地元の紀州熊野の名水「南紀白浜富田の水」に
きりかえた。
モンドセレクション4年連続大金賞を受賞したまさに名水・・・。
1バッチ約2トンの水を使用するとあって国税局の鑑定官や
工業技術センターなどに富田の水の成分を分析してもらい
それがビール仕込み時におよぼす影響などについて相談し
色々指導してもらった。
飲食品全般に使用され重宝されているこの水だが
ビールで使用するのは初めてとだけあって
原材料のホップや麦芽から抽出されるタンニンなどの
苦み成分・糖化効率その他など気をつければならないこと考えられることなど・・・。
水をかえることにより今までの仕込み方法(糖化温度や初期比重ホップのバランス)や
発酵温度など若干ではありますが変化させました。
リピーターでご購入してくださっているお客様はその微妙な変化を
感じているかもしれません。
お客様からの注文頻度や、今回父の日ギフトとしてご注文下さった
方からのメールで届くたくさんの喜びの声などからみると、この水を使用した
ことで、自信をもっておすすめできるより完成度の高いビールに
仕上がったと自負しています。
ナギサビール設立当初より目指しているのは・・・
味わい深く香り高いビール・・・。
そのなかでも気をつけているのは嫌味のないコク。
そしてほのかに華やかに感じる香りのビールに・・・。である。
これからも、1人でもたくさんのナギサビールファンが増えるよう
もっともっとビール道に精進していこうと思うます。相撲風に^^

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