のぼりコレクター・・・・

全国の地ビールの幟コレクターのK氏が先日東京から
お土産をもってレストランに来てくれた。
工場の方にもきてくれ、今まで立ち寄った
全国の地ビールメーカーやビールの話を2時間ほどしてくれた。
K氏が幟コレクターとして以前に新聞(全国紙)で
掲載された記事を読んだことがあったので
なんだか親近感があり意気投合した。
ナギサビールの幟やラベルデザインは特にお気に入りの
ようでした。^^
日本だけでなく世界中のコレクターからラベルなど
送付依頼のお便りがたくさん届くのですが
残念ながら全て(ほとんど)対応出来ないのが現状です。
※特に海外は。・・・・。
昨年暮れに、全国のコレクターの方に
ウェブショップで全種類のラベルやコースター他を
購入出来るようにしました。

電磁弁・センサー・配管類をすべて交換・・・。^^

先日2日間かけて冷却装置関係の部品や配管の
取り替え工事をした。
ビールが仕上がるまでに、発酵時に出る発酵熱や
熟成時に冷却・温度管理をするため
タンクはダブルウオール(2重構造)になっていて
その間にマイナス5度の不凍液をまわし、センサーで
タンク内温度を感知、電磁弁が開閉することにより
温度調節できるようになっている。
それをコントロールするデジタルコントローラーや
センサー・電磁弁・チラー(冷却機)からタンクまわりの
配管まですべて取り替え交換した。
これから暑くなり忙しくなる前に冷却設備関係を
万全に整えたこととなる。
さあいよいよ、ナギサビールのシーズン到来です。^^
がんばるぞ~~・・・・

紀州熊野の名水、南紀白浜富田の水で仕込んだナギサビール・・

南紀白浜ナギサビールでは、品質向上の一環として
醸造水に、モンドセレクション世界初3年連続
国際高品質賞最高賞(大金賞)を受賞した、紀州熊野の名水
南紀白浜富田の水を使用することに致しました。
今年3月上旬より仕込みを開始したのですが、そのビールが
ようやく仕上がりました。
贅沢にも1バッチ約2トンの南紀白浜富田の水を使用するので
今までより製造原価も高くなるのですが・・・
仕上がりを試飲して納得!
よりまろやかでおいしいビールになったと自負しております。^^
賞味期限が2005年7月1日以降の商品が
名水、南紀白浜富田の水で仕込んだビールとなります。
是非お試しくださいね!^^

アメリカンウィートの仕込み・・

アメリカンウィートの仕込みだった。
小麦麦芽配合のビールだ。
小麦はハスク(殻)がない分、麦汁をつくる(糖化・濾過)時に
やっかいな事になりやすい。・・・・
麦汁濾過の時に目詰まりしやすいのである。
麦芽全体の小麦麦芽がしめる割合が多ければ多いほど
ロータリング(麦汁濾過)時に目詰まりしやすくなる。
ナギサビールアメリカンウィートで使用する麦芽は
現在3種類。
ハスクのない小麦麦芽を他の麦芽の間にはさみこみ糖化・濾過
するのだが、本日濾過に少し時間がかかった・・・
本日の仕込みは早朝から夜遅くまでほぼぶっ通し。
その大半は麦汁濾過とタンク・ホースなど麦汁が接触するところ、
または接触したところの全てを洗浄・殺菌する時間に費やす事となる。
耐酸菌・耐アルカリ菌が存在しない環境下で麦汁にビール酵母を
添加することが大切。
今まで何回仕込み(同じ作業)をしただろうか?
毎回楽しみ半分、しんどさ半分だが仕込み終了後の達成感は
マラソンを完走した時の気分のようで嬉しく思う。
だから今夜もお酒が美味しい夜となっている。(^^)

エビス超長期熟成・・・

昨年インターネットでテスト販売していたビール・・
「エビス超長期熟成」をスーパー店頭でみつけた。
缶をみると、アルコール6%、通常の約2倍の熟成期間・・・との表示。
これは買いっ。とさっそく購入。
自宅に帰って妻とすぐ飲んでみた。
僕の感想は・・・。
グラスに注ぐと、少し赤みがかったうまそーな色。
香りは・・・
ホップのアロマやピルスナー独特のサルファーは感じられない分、
若干のアルコール臭が目立つ・・・
アルコール6%いうのもうなずける。
味わいは・・・
まさに、しっかりしたコク。深い味わい。かな?
濃色麦芽を使用し従来のエビスビールよりたくさんの麦芽を使用して
発酵。約2倍の低温長期熟成期間をかけた限定のドイツスタイルの
下面発酵ビールだけに、際だった個性はないものの、まさに完成されたビール。
このビールに使用している麦芽のバランスに華やかな香りの
アロマホップを使用して、上面発酵・エールスタイルのビールにすると
個人的に癖になるビールになるかな?
爆発的な人気はでないものの、違いのわかるものが
飲む、まさに熱狂的なファンがつくビールとなるような気も・・・。
今日の贅沢「エビス超長期熟成」。
とにかく旨いビールでした。(^^)

ビン詰め機、分解っ~の日・・・の巻。

本日、午後からビン詰め機をこまかく分解した。
普段はあまりはずさないバルブ類まで細かく取り外し、
分解。小さなパッキン類などを全て洗浄・殺菌または取り替えた。
ビールの在庫があまりないので、本日中に分解したバルブ類を
なんとか組み立てないと、明日のビン詰めができない状態。
と思うと、少し緊張しながらの作業となった。
組み立て終了後、水通しをし、漏れなどないことを確認したところで
一安心。ほッとした。(^^)
ところで、このビン詰め機・・・
日本製のもので、なかなか性能がよい。
かれこれ7年くらい使用しているが大きな故障もなく
とにかくよく働いてくれる。(^^)
今までいったい何本のビールを詰めただろう?詰めてくれただろう。
小さい機械ながら一時間あたりの製造能力も約500本と
詰めたて出荷を心がけている、今のナギサビールには丁度いい。
また何といってもビン詰め時の欠減(ビールのあふれや漏れで廃棄する分)が
本当にほとんどないのがありがたい。
外国製など日本の地ビールメーカーに出回っている他社製の
ものは、ビン詰め時10%以上も欠減がでるものもあるとか?
バイツェンなどのような炭酸含有率の高いビールなどは
フォーミング(ビールビン口から外にあふれる泡・ビール)がすごい
らしい!
欠減については酒税はかからないものの、せっかく製造したビールを
十分の一以上も捨てることになるなんて、あまりにももったいない・・・。
百回の仕込みで、90回仕込み分のビールしか出来ない訳だから。
ナギサビールも市販されているビールに比べると販売価格は
まだまだ高いものだが、この欠減が今より多いと
それがさらに高いものになってるだろう・・・。
さあ、明日はビン詰め。
ガンバルど~(和歌山弁)。ぞー(共通語)。^^

【画像あり】ナギサビールのテーブルテントデザインが出来上がりました!

テーブルテント
ナギサビールを取り扱いして頂いているホテルや旅館、飲食店用の
販促品、テーブルテント案が出来上がりました。
前回のものよりも少しコンパクトに仕上がりました。
印刷ができ次第配布するぞ~・・・・!
なかなかのできばえでしょ。(^^)

■和歌山県西牟婁郡白浜町字白島1197番地の18、38は、保税倉庫・・・?

本日樽詰め作業・・・。で・・へたへた。。。
ブライトビアタンクよりケグ(樽)詰められたビールは
小さな工場内の冷蔵倉庫に保管される。
この冷蔵庫(ナギサビール工場内)・・・
それがまさしく保税倉庫となる。
工場内で製造されたビールが、工場から外にでて
はじめて課税(酒税)される事となる。
毎月末までに、その前月に工場外に出たビールの総容量を計算、
課税して申告することになっている。
ぼくとしたことが前回、誤って過剰申告してしまった。(~~)
所轄税務署担当者より計算があわないよ。って
知らせてくれたのであわてて修正。
現在年間で一番ひまな時期。
もうすぐ800兆円超える?といわれる借金を背負っている我が国、
日本・・・
※日本の借金時計をみてください。ビックリ!
 
お国の為・・・すこしでも多くの酒税を納めたいとでも
頭のどこかで思っていたのかな?(^^)

■酒・米の激安で知られる(ぷちショップ)がいよいよ南紀白浜にもオープン・・・!

今や加盟店1000店舗を超えるKLCグループの
ぷちショップ(小型DS業態)がいよいよ南紀白浜の業務スーパー内にもオープンするらしい。
全国の加盟店をインターネットでつなぎ、仕入情報、売れ筋情報、
店作り、POP、チラシなどの 商売で必要な情報を自店の
パソコンで見たり、加盟店どうしが情報交換できるようした
IT技術を駆使したネットワークシステムを導入することにより
スピーディで低コストの商品発注や情報伝達、コミュニケーションを可能にしているらしい。
2003年9月よりの酒類免許規制緩和をきっかけに
巨大マーケット6兆円といわれる酒市場に新たな旋風を
巻き起こしたこの「ぷちショップ」の出現。
コンビニやスーパーで酒類販売が当たり前となり
何とか細々と営業を続けていた町の酒屋さんも
酒類業界の革新といわれるこのぷちショップにの出現で
廃業または加盟するところが増えてくることだろう!
※ぼくの妻の実家も約50年続いた酒屋を一昨年閉業しました。
夕方になると、いつも常連のおっちゃんがコップ酒を飲みながら
看板おばちゃん(義母)を囲んで、話に花を咲かせていた。
妻も、小さな頃からずっと「ただいま~」「おかえり」と
そのおっちゃんたちに迎えてもらっていたらしい。
僕も一度だけ、その濃~い仲間にいれもらい
一緒に飲ませてもらったことがあるが、それはもう何とも
言えない人情味あふれた空間・・・。
残念っ・・・!

■ビールの仕込み・・・ナギサビールアメリカンウィート

本日仕込み。
早朝から15時間のぶっ通しだった。(^^)
麦汁を煮沸後にファーメンター(発酵タンク)に
移動させ酵母を添加すると、その日の仕込みは、ほぼ終了。
後は麦汁などが接触したタンクや配管類・熱交換機
などを全て薬剤をポンプでじゅんかいさせ殺菌洗浄するのだが、
この間に、やっとほっと一息つける・・・。のだ。
その少しの間に、兄に隣のラーメン店でニンニクたっぷりの
ラーメンと餃子をごちそうになった。
これで馬力をとりもどし、ラストスパートした。
明日は、口臭を気にしながらの1日となりそうだ・・・(^^)。